背中のトレーニングの後半で握力持たなくて…
握力補助のトレーニングギアがオススメって聞いたんだけど…
そうだね。
ボディメイク目的なら本当に優秀なアイテムだよ!
パワーグリップとリストストラップがあるよね??
どっちがいいんだろうか??
両者の特徴を見て決めるといいかもね。
それぞれの特徴やオススメを解説していくよ!
こんにちは、ももじり(@momojiri_fit)です。
今回はトレーニングギアの紹介。
初心者にも自信を持ってオススメできるのが、パワーグリップやリストストラップです。
これらはボディメイクを目的とした筋トレでは、めちゃくちゃ役に立つアイテム達。
僕も実際に何年も使っていて、今のパワーグリップは三代目。
毎回壊れるまで使い込んでいます。笑
それぞれの特徴や、初心者がどちらを購入すべきかを解説していきます。
- パワーグリップの特徴
- リストスラップの特徴
- 初心者にはどちらがオススメか
パワーグリップとリストストラップの役割
まずは、簡単にパワーグリップやリストストラップの役割を確認しておきましょう。
すでに知っている人は読み飛ばしてOK。
また、使用に関する注意点も解説します。
握力補助で背中のトレーニング効果をUP
これらは、主に「握力補助」に役立ちます。
特に背中のトレーニングで真価を発揮します。
背中のトレーニングでは「引く」種目が多く、握力を多分に使うからですね。
背中はまだ余力があるのに…
握力がもたない…
背中トレでは、こういったことが起こります。
そこで、パワーグリップやリストストラップを用いると、最後まで背中を追い込むことができるようになります。
使ってみるとわかりますが、マジで雲泥の差。
使った方が圧倒的に背中トレのクオリティを上げられます。
使い続けると握力が鍛えられないですが、あくまでも背中の筋肉を狙っている場合は、無視して問題ないでしょう。
めたぼーくん 逆三角形の体型に憧れるな〜。 どこの筋肉を鍛えればいいんだろう?? ももじり 逆三角を作るには背中や肩のトレーニングが必要だよ。 […]
ボディメイクを目的とした背中の筋トレであれば、ほぼマストアイテム!
積極的に使っていこう!
使用における注意点
パワーグリップやリストストラップを使う上で、勘違いされやすいことに注意しましょう。
- 掌の保護には向いていない
- 中〜上級者用アイテムではない
- ”リストラップ” と間違える
- 競技では使用禁止
順に見ていきましょう。
掌の保護には向いていない
ネット上の一部のレビュー記事には、「掌の保護も兼ねている」と記載があったりしますが、普通に豆はできます。
男なら「そんなもん気にすんな」で終わりますが、女性はそうもいかないと思います。
掌の保護目的としているのであれば、パワーグリップやリストストラップの効果はイマイチかと思います。
トレーニンググローブなどの方が良いでしょう。
中〜上級者用アイテムではない
トレーニングギア全般に言えることですが、筋トレの上級者が使用しているイメージが強いですよね。
しかし、これは勘違い。
筋トレ初心者〜上級者関係なくトレーニングギアは使えますし、使うことでトレーニングの質を上げることにも繋がります。
初心者が得られる恩恵
- パワーベルト →腹圧の意識が高まる
- パワーグリップ→背中のマッスルコントロールが上手くなる
- 各種スリーブ→高重量に慣れることができる
などなど。
トレーニングギアは、初心者の頃から身につけておきたいスキルを育みます。
「形から入る」ことは悪いことじゃない!
初心者でもトレーニングギアはガンガン使っていくべし!
「リストラップ」と間違える
これは、リストストラップに限ったことですが、単純に名前が似ています。笑
リストストラップとリストラップの違い
- リストストラップ→握力補助
- リストラップ →手首の保護(背屈防止)
リストストラップは主に引く種目に使用しますが、リストラップ は主に押す種目に使用します。
販売サイトで正しく商品名を打ち込んでも、誤って表示されることもあります。
購入の際はご注意ください。
名前が似過ぎ問題!笑
購入の際は気をつけよう!
競技では使用禁止
パワーリフティングなどの競技では、これらの握力補助アイテムは使用できません。
さきほどから、「ボディメイク目的なら効果的」と言っているのはこのため。
競技の練習を行うのであれば、素手でのリフティング練習も必要となるからです。
トレーニングの目的をハッキリさせておきましょう。
トレーニングギアを正しく理解しよう!
自分のトレーニングの目的を明確に!
パワーグリップとリストストラップはどっちがいい?
さてさて、ここではいよいよ対決。
両者の特徴を確認した上で、初心者にオススメなものを紹介します。
パワーグリップの特徴
まず、先行はパワーグリップから。
ちなみに、僕はこちらを使っています。
【メリット】
- 巻きつけが楽
【デメリット】
- 価格が高め
- 高重量になるとホールド力が足りない
パワーグリップの最大にして最高のメリットが巻き付けが楽なこと。
実際の使用感
上図のように「ベロ」の部分をバーに巻きつけるだけ。
片手でサクっと巻けるので、これが本当に快適。
どんな種目でも対応可能です。
デメリットとしては、リストストラップと比べてやや価格が高いところ。
また、高重量になるとグリップ力にやや不足感が出てきます。
とはいえ、個人的な体感としては200kg程度までは問題なく使えています。
つまり、初心者にはほぼ無縁のデメリットとも言えるでしょう。
トレーニング中にストレスなく使えることは超重要!
デメリットもほとんど気にならないレベル!
リストストラップの特徴
続いてリストストラップの特徴を確認していきます。
【メリット】
- ホールド力が強い
- パワーグリップと比較して価格が安い
【デメリット】
- 巻きつけが面倒
パワーグリップの特徴を真逆にした感じですね。
メリットとしては、ホールド力の高さ。
ですが、これはベロ部の材質にもよります。
強いホールド力を確保したいのであれば、レザー製などをセレクトする必要があります。
そして、パワーグリップと比較して価格が安いところも嬉しいポイントですね。
対して、デメリット。
これは、もう巻き付けが面倒の一言に尽きます。
実際の使用感
一見簡単そうに見えますが、毎セット巻き直す必要があります。
僕のような面倒くさがりには、割としんどいと思われます。笑
慣れないと片手で巻きつけることも難しく感じるでしょう。
材質によっては高いホールド力を発揮する!
価格も安いが、使い勝手が悪いのがたまにキズ!
筋トレ初心者にはパワーグリップがオススメ
それぞれの特徴はわかった。
で、結局どっちがオススメなの??
結論は筋トレ初心者にとってはパワーグリップをオススメします。
パワーグリップ | リストストラップ | |
---|---|---|
価格帯 | 2,000〜10,000円 | 1,500〜5,000円 |
使い勝手 | ||
ホールド力 | ||
初心者へのオススメ度 |
初心者にとっては、やはりパワーグリップのメリットが大きいですね。
ストレスフリーに筋トレができて、なおかつ背中に効かせるコツも身につきます。
価格が少々高いといっても、1万円以下で購入できます。
それ以上の価値があることは保証します。
費用対効果はかなり高いでしょう。
それに加え、筋トレ初心者が扱う重量を考えるとホールド力も問題ありません。
デメリットもデメリットとして成り立たないのです。
筋トレ初心者はパワーグリップがオススメ!
初心者×パワーグリップこそ、メリットだけ受け取れる勝ち逃げ状態!
筋トレ初心者にオススメのパワーグリップ
ここでは、よくあるランキング記事のように、ズラーーっとたくさんのパワーグリップを紹介したりはしません。
ぶっちゃけ、ある一定品質以上であれば、そこまで大差はないからです。
では、その「一定品質以上」を見極める方法と購入する上で最低限確認すべきことを考えていきます。
- 価格帯
- サイズ
- ベロの材質
これらを考慮して選んでいきましょう。
パワーグリップの選び方① 価格帯
これはトレーニングギアに限った話ではありませんね。
一般的にも、モノの価値を判断する際の目安になります。
安過ぎるモノは割りとハズレ商品の場合が多いです。
パワーグリップの場合、ホールド力が極端に弱かったり、耐久性がなかったり…
その場合、一定の価格帯で判断すると良いでしょう。
オススメの価格帯
経験上、5,000円以上の商品なら割と安心かと思います。
高いと思うか、安いと思うかは人それぞれですが、普通に使っていれば3年以上は余裕で持ちます。
なんなら、日常的に何百キロといった超高重量を扱わなければ、一生買い替え不要の可能性すらあります。
単純に”モノの寿命”として考えても十分なのではないでしょうか。
5,000円〜1万円以下くらいが良品の目安!
この価格で背中トレの質が爆上がりするなら超安い!
パワーグリップの選び方② サイズ
パワーグリップにもサイズがあります。
大体はS・M・Lといった一般的なサイズラインナップ。
ほとんどの商品は手首のアジャスターで調整可能です。
サイズ展開がある商品は一応気にかけておきましょう。
男性用、女性用とハッキリ区別がある商品は、大きくサイズが変わったりするので注意。
フィットネスグッズの専門店では、実際に装着が可能なお店もあります。
近場にある場合は、足を運んでもいいかもしれません。
サイズはアジャスターで調整可能!
大きく間違えなければ、ほとんどの場合ジャストフィットで使うことができる!
パワーグリップの選び方③ ベロの材質
パワーグリップにはベロ部には、いろんな材質が使われています。
パワーグリップの材質
- ナイロン
- 鉄
- ゴム
- レザー
などなど。
オススメはレザーもしくはラバー。
ホールド力や耐久力に結構影響します。
一時期、ナイロン製のものを使っていましたが、すぐに壊れてしまいました。
また、ホールド力も頼りないものでしたね。
マジか…
いちいち材質確認しなきゃいけないのか…
と思ったことでしょう。
安心してください。
先ほど言った価格帯から選べば、自然とレザーやラバーが使用された商品を選ぶことになります。
材質に気をつけるというよりは、価格帯を間違わなければ大体はこの2種類の材質に絞れるというわけです。
ベロの材質はレザーかラバーがオススメ!
オススメの価格帯から選べば概ねOK!
オススメのパワーグリップ
では、実際にオススメのパワーグリップをご紹介します。
GOLD’S GYM パワーグリッププロ
項目 | 内容 |
---|---|
価格帯 | 5,500〜8,500円 (サイズやデザインによって異なる) |
サイズ展開 |
|
カラーバリエーション |
|
ベロの材質 | ラバー |
Amazon評価 | (765件) |
先ほどから、ちょくちょく画像で登場しています。
もはや、これ一択でも問題ないんじゃないかと思うレベルです。
僕も2代目までは、この商品を使っていました。
ゴールドジムのパワーグリップはシリーズがありますが、「プロ」をオススメします。
ホールド力に圧倒的な違いがあります。
使い勝手が良く、使用に関しては全く問題ない商品!
迷ったらコレでOK!
VERSA GRIPPS PRO
項目 | 内容 |
---|---|
価格帯 | 8,780〜13,079円 (サイズによって異なる) |
サイズ展開 |
|
カラーバリエーション |
|
ベロの材質 | ラバー
VersaGrippsUSA専用に作られた「ノースリップ」カスタム設計素材 |
Amazon評価 | (3,537件) |
こちらも”プロ”と名のつくパワーグリップ。
両方使って比較しましたが、ゴールドジムと性能差はほとんどないと思います。
ちなみに、僕の現役パワーグリップです。
ゴールドジムのパワーグリッププロよりも、カラーラインナップが豊富なところがセールスポイント。
選ぶのが楽しくなっちゃう商品。
女性にも人気がありそうな配色も多数揃っています。
使い勝手も抜群で、選ぶ楽しさがある!
ジムウェアとのファッション性を楽しみたい人にもオススメ!
Schiek(シーク) アルティメートグリップ
項目 | 内容 |
---|---|
価格帯 | 4,480〜6,180円 |
サイズ展開 |
|
カラーバリエーション |
|
ベロの材質 | ラバー |
Amazon評価 | (98件) |
こちらは、25年の信頼と実績のSchiekブランド。
使いやすく、性能も問題なし。
比較的値段がリーズナブルな点が嬉しいところ。
コストを少しでも抑えたいのであれば、選択候補となるでしょう。
サイズによる価格変動もなく、安く手に入る!
老舗ブランドの信頼も厚い!
コブラグリップス(Cobra Grips)
項目 | 内容 |
---|---|
価格帯 | 3,980〜7,980円 |
サイズ展開 |
|
カラーバリエーション |
|
ベロの材質 |
|
Amazon評価 |
|
とにかく見た目のインパクト大。
本当にコブラのような形状のパワーグリップ。
ベロの材質はレザーとラバータイプが選択できます。
カラー展開も豊富で、ファッション性に富んだ一面も。
また、サイズは男性用と女性用で区別されているため、購入時はしっかり確認しましょう。
奇抜に見えて性能も問題なし!
カラーバリエーションも豊富でファッションも楽しめる!
パワーグリップvsリストストラップ まとめ
それぞれの特徴やパワーグリップの選び方をまとめておきます
項目 | 内容 |
---|---|
パワーグリップの特徴 |
|
リストストラップの特徴 |
|
それぞれの使用上の注意点 |
|
筋トレ初心者へのオススメ | パワーグリップ |
パワーグリップの選び方 |
|
オススメのパワーグリップ |
|
今回、筋トレ初心者にはパワーグリップをオススメという結論でした。
しかし、決してリストストラップが役に立たない訳ではありません。
あくまでも筋トレ初心者の段階では、パワーグリップの方が恩恵が大きいという話です。
むしろ、リストストラップ が必要になるくらいの高重量を目指すのもアリでしょう。
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