こんにちは、ももじり(@momojiri_fit)です。

今回のフィットネス書籍のレビューは、あの山本先生の新著。

「最高の健康」をご紹介します。

 

本記事は一部ネタバレを含みます

 



「最高の健康」の書籍データ

 

書籍データ

項目 データ
出版社(発行所) 株式会社KADOKAWA
初版発行 2020年11月19日
ジャンル フィットネス
ページ数 223ページ
目次
  1. 年齢の限界は筋トレで超えられる
  2. 筋トレは「弱点を補うこと」から始めなさい
  3. 科学的なメソッドで理想的な体型を手に入れる 
  4. 相乗効果が高まる「サプリメントの正しい摂り方」 
  5. 自分に必要な栄養は自分の体が一番よく知っている 
  6. 筋トレが健康維持に欠かせない医学的な理由
専門性  
読みやすさ

 

ももじり

こんな人にオススメ!

  • 筋トレの健康効果を知りたい
  • 家でできる筋トレを知りたい
  • 筋トレ歴の長いトレーニー

 

著者:山本義徳

1969年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。

ボディビル・パワーリフティング界のレジェンドで国内、海外の大会では優勝も多数あり、知らぬ者はいない。

トレーナーとしては格闘家から一般人まで幅広いクライアントを指導する。

これまでに、格闘家はニコラス・ペタス、フランシスコ・フィリオ、神取忍、メジャーリーガーではダルビッシュ有、松坂大輔をはじめ、多くのクライアントを指導。

1998年、NPCアイアンマン・アイアンメイデン(ライトヘビー級)優勝。

2005年、NPCトーナメント・オブ・チャンピオンズ(ヘビー級)優勝。

 

引用:山本義徳(2020年11月19日)
『最高の健康 科学的に衰えない体をつくる
発行:株式会社KADOKAWA

 

「最高の健康」のここが面白い

 

ここでは、本書の特徴や面白い部分を解説していきます。

 

「最高の健康」推しポイント① 今回の先生は超絶優しい

 

山本先生の著書を読んだことがある人であればご存知かと思いますが、山本先生の著書は専門性が高い内容のものが多いです。

 

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濃い内容で読み物としても大変読み応えがあります。

しかし、それがゆえに難しく感じる部分もあります。

 

今回はそんな先生の著書の中でも類を見ない読みやすさ

特に予備知識なしでも、十分に読破・理解可能な内容となっています。

 

「最高の健康」の推しポイント② 筋トレで築く健康

 

本のタイトルにもなっている通り、本書では強く筋トレと健康の結びつきを意識しています。

 

現代では、医療技術の発展から平均寿命が発展し、「人生100年時代」と言われている時代です。

聞こえは良いですが、ただ単に長寿なことは幸福と直結しません。

健康でなければ、介護問題や老後の資金繰りに苦しみます。

 

そう、幸福とは健康であることが大前提なのです。

 

平均寿命が伸びている話をしましたが、平均寿命とは別に「健康寿命」というものがあります。

健康寿命とは、介護不要で自立した生活が送れる期間を指します。

 

この二つの寿命を比較してみましょう。

 

平均寿命と健康寿命

2019年時点の平均寿命

  • 女性:87歳
  • 男性:81歳

2016年時点の健康寿命

  • 女性:75歳
  • 男性:72歳

 

平均寿命と健康寿命に10歳ほど差があることがわかります。

つまり、多くの人の生涯ラスト10年ほどは、介護や身体の不自由に苛まされていることが考えられます。

 

本書では、この健康寿命を伸ばすことが大切と述べています。

そして、その方法の一つが日常的に筋トレを行うことだと。

 

これは、超大切なマインド。

本書では、冒頭でこの大事なパンチラインをガツンと浴びせてくれます。

 

また、本書では身体の不調やスポーツパフォーマンスの向上など、読者の悩みに対する答えを提示してくれます。

 

読者の様々な悩み

【機能改善】

  • 肩や首が凝りやすい
  • 腰痛・膝痛
  • 風邪をひきやすい
  • 便秘になりがち
  • 転びやすい・つまづきやすい
  • 息切れしやすい

【パフォーマンス向上】

  • 肩幅を広くしたい
  • ウエストを絞りたい
  • 腹筋を割りたい
  • 逆三角形の体型になりたい
  • 胸板を厚くしたい
  • ヒップアップしたい

 

初心者向けに、家でもできるトレーニングがイラスト付きで紹介されており、筋トレに馴染みがない人でも取り組みやすいような種目が掲載されています。

使用器具もペットボトルや椅子など日常生活に使用するものが登場します。

 

一度も筋トレに挑戦したことがない人でも、手軽に筋トレを始められるでしょう。

 

「最高の健康」の推しポイント③ 1000人超の指導経験が導く答え

 

著者のプロフィールにもある通り、山本先生は数多の指導経験があります。

その数は1000人を超えると言います。

 

一般的には指導のベースとなる情報や経験の多くは、自分自身のものでしょう。

ですが、山本先生の場合は自分の経験+1000人分のクライアントのデータが蓄積されているのです。

それに加え、たくさんの医学論文でガチガチの知識武装

まさに、一人ガチムチ軍隊です。

 

本書には、非常にわかりやすい表現で落とし込まれてはいますが、これを考えたときに言葉の一つ一つに重みが出てきます。

 

たった、1,500円でその言葉・文字に触れられる。

これは、冷静に考えると超コスパになり得るのではないでしょうか。

 

ももじり

推しポイント

  • 超わかりやすく初心者に優しい
  • 筋トレと健康の本質的なマインドが学べる
  • 1000人以上のデータを元にした高品質な情報

 



「最高の健康」で響いた章

 

ここでは、読んでいて実際に響いた章についてお話しします。

 

自発的に行うことでモチベーションは持続する

 

本書では、インターネットの普及が自発的モチベーションに直結していると言います。

 

インターネットがなかった時代では、食事やサプリメントに関する情報収集が困難でした。

それは、同時に自発的モチベーションを閉ざす原因になっていました。

 

しかし、インターネットの発達は情報収集を容易にし、自分で調べて多くの選択肢から自分で選ぶことが可能になりました。

 

これにより、モチベーションアップはもちろん、筋肥大効率も大きく変わったのです。

そして、それはより良い状態を目指すことに繋がります。

病気を予防するという目的だけでなく、「より健康に、よりカッコよく」など、マイナスからゼロではなく、ゼロからプラスを目指す動機になると。

 

ももじり

情報収集が簡単になって、誰もが取り組みやすい環境に。

人に言われるより、自分の選択を!

 

気軽に成功体験を味わえるのが筋トレ

 

これは、僕自身も普段の発信内容で常に主張していることですが、本書でもバッチリ取り上げられています。

先ほどのモチベーションにも関わる大切なことです。

 

成功体験」なんて聞くとかなり大それたことを想像しますよね。

でも、大丈夫。成功体験の大小なんて関係ありません。

小さくていいんです。

 

小さな成功体験

  • 腕立て伏せの回数が前回より増えた
  • 前回より重いダンベルを持ち上げた
  • 体重が減った、増えた

 

これらの積み重ねは、めちゃくちゃ強い自信繋がります。

 

めたぼーくん

なんだか、抽象的で自己啓発的な内容だなあ…

 

筋トレに馴染みがない人は、このように感じるかと思いますが、筋トレがメンタルに与える最大のメリットではないかと思っています。

 

山本先生のパンチライン

「最高の健康」を得るための筋トレと栄養管理ですが、その効果は肉体だけでなく、精神面の健康にもつながります。

自分に自信を持ち、人生を楽しく豊かにしてくれる「最高の健康」。

筋トレによって、そんな体を得られたら、きっと年をとるのも楽しくなるにちがいありません。

引用:山本義徳(2020年11月19日)
『最高の健康 科学的に衰えない体をつくる
発行:株式会社KADOKAWA

 

ももじり

前に進んでいる感覚をつかむことが継続のコツ!

小さな成果を見逃すな!

 

まんべんなく栄養が摂れる食事なんてない

 

ボディメイクのコツとして、食事については「バランスの良い食事を摂りましょう」とよく言われます。

 

こんな月並みの言葉には、逆に質問してやりましょう。

具体的にバランスの良い食事とは?

 

恐らく、これに答えられる人はほぼいません。

その理由としては、必要な栄養素は人によって異なるからです。

 

様々な前提条件

  • 年齢
  • 性別
  • 体格
  • 運動習慣

 

これらの前提条件から必要な栄養素が決定されます。

 

また、それらを把握できたとしても、完璧な食事を用意するには専門知識を有した栄養士がガチガチに食事メニューを組む必要があります。

そんなことを日常的に継続するのは、ほぼ不可能だと思われます。

 

では、どうしたらいいのか?

 

最初から、食事では栄養素を完璧に補えないと考える

これが、一つのアンサー。

 

ここで、活躍するのがサプリメント

サプリメントでは、足りない栄養素をピンポイントで補給できます。

栄養補助の目的にバッチリハマっていますね。

 

日本では、まだまだサプリメントが毛嫌いされている傾向にあります。

対して、欧米では合理的な考えのもと、サプリメントの理解には明るい。

 

本書をきっかけに、サプリメントに偏見を持っていた人も、食事と同様にサプリメントにも目を向けて欲しいですね。

 

ももじり

無知や偏見による食わず嫌いは損!

知識を身につけて、自分にプラスとなるものは取り入れよう!

 

 

生活習慣病は筋トレで克服する時代

 

筋トレの生活習慣予防としての側面はよく語られることです。

しかし、筋トレが直接的に症状の改善に役立つことはあまり知られていません。

 

筋トレによる生活習慣病の改善例

  • 糖尿病→筋量増加に伴いインスリンの働きを強化
  • 高血圧→筋トレによる血流改善

 

他にも、認知症やうつ病にも効果があるとされています。

実際に山本先生の元にも、糖尿病や高血圧を患ったクライアントが訪れ、筋トレを続けていく過程で症状が改善されたと言います。

もちろん、医療機関での治療は前提となります。

 

全ての病に筋トレが効くことはありませんが、様々な生活習慣病の予防・改善の後押しとなる可能性を秘めていると言ってもいいでしょう。

 

ももじり

筋トレが秘めているポテンシャルは深い!

健康を作る最強メソッドの一つになる!

 

「最高の健康」まとめ

 

“筋トレと健康”について、徹底的にわかりやすく解説してくれるのが本書です。

内容からして、本書の推定読者は恐らく初心者です。

 

もちろん、僕も一読した上でオススメするのは初心者です。

筋トレの基本的なマインド、食事やサプリメントとの関係を体系的に学べます

 

しかし、僕がさらにオススメしたい人達がいます。

それは、ある程度筋トレ経験を積んだトレーニー達です。

 

筋トレが日常的に習慣化すると、当初の目的や本来の効果を忘れて、「さらにデカく…さらに強く…」といった具合に、欲求が強くなっていきます。

 

その欲求に呼応するように、食事やトレーニングの内容も過剰になりがちになります。

人とのコミュニケーションも疎かになったりすることも。

 

ハングリーなことは良いことでもありますが、やはりボディメイクやパフォーマンス向上は、健康の上に成り立つものです。

手垢のついた言葉ですが、「健康第一」。

これに尽きます。

 

本書を読むことで、もう一度この大切な考え方に触れることができます。

 

これを忘れかけている自覚がある人、筋トレとの付き合い方がわからなくなっている人。

そんな人達にもオススメできる一冊です。

 



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