パーソナルかぁ…
興味はあるけど、結構いい値段するよね。
たしかに、マンツーマン指導だから普通のジムよりは高いね。
でも、逆に一から全てを独学で勉強するよりはコスパが良かったりするかもよ。
やっぱり教わる方がいいのかな〜
迷うなあ。
こんにちは、ももじり(@momojiri_fit)です。
先日こんなツイートをしました。
数年前、筋トレしてた僕をめっちゃバカにしてきた人がいた。
久しぶりに会って、今ではかなり太って体型が崩れてしまっていて、筋トレを教えてほしいらしい。
ざまぁ、そんなもん知らねぇよ!
って、数年前なら言ってたな。ようこそ、いつだって大歓迎だぜ!
今日が一番若えからな👍🏼— ももじり二千人将 (@momojiri_fit) 2020年11月17日
結構反響がありました。
初心者が筋トレやダイエットのやり方を知ろうとするとき、「人に教わりたい、人から聞きたい」と考えるのは自然なのかもしれません。
ということで、今回はパーソナルトレーニングのお話。
今、世の中には色んな形態のジムができています。
様々な形態のジム
- 市営ジム
- 大手スポーツクラブ
- ゴールドジム
- 24Hジム
- ウエイトリフティング系のジム
そんな中でも、料金も高く、サービス内容も手厚いのがパーソナルジム。
プライベート空間で行われるパーソナルトレーニング。
どんな内容で行われるの?
高いけど、ぶっちゃけ行く価値あるの?
こんな疑問は絶えないでしょう。
僕も利用したことがありますが、なかなかジムの中でも敷居が高いのではないでしょうか。
今回は、そんなパーソナルトレーニングの実態について解説していきましょう。
- パーソナルトレーニングのメリット&デメリット
- パーソナルトレーニングを活用するポイント
パーソナルトレーニングとは
まずは、パーソナルトレーニングの内容について。
主なサービス内容
- トレーナーとマンツーマンでのトレーニング指導
- 食事・栄養指導
- オンラインでの指導や質疑応答
最大の特徴は、やはりトレーナーからの直接指導。
プラン内容やオンラインかオフラインかは、パーソナルジムにもよりますが、以下のパターンに大別されます。
パーソナルトレーニングのパターン
- 一回限りの単発型
- 一定期間or回数による二人三脚型
単発型パーソナルトレーニング
単発型ではその名の通り、単発で請け負うパターンです。
ざっくりとした価格相場は5000〜10000円/回くらい。
有名トレーナーやフィットネスインフルエンサーのジムなどで展開されていることが多いスタイル。
既にトレーニングに取り組んでいて、自分のトレーニングを客観視したい場合などに活用するといいでしょう。
単発型では、自分で目的を持って受けないと、あまり効果を見出せないことも。
こんな人にオススメ!
- トレーニングをレベルアップしたい
- 競技パフォーマンスを上げたい
- ボディコンテストに向けて調整したい
二人三脚型パーソナルトレーニング
恐らく、多くのパーソナルトレーニングのイメージはこちらの方ではないでしょうか。
一定の期間や回数を指定されており、それに対して費用が発生します。
当然、単発型より高額になります。
価格相場は数万円〜数十万円といった感じ。
大手のフィットネスクラブでも、よく見られます。
トレーナーと一緒に進捗を確認しながら取り組み、わからないことは基本的にトレーナーが手取り足取り指導してくれるスタイル。
こんな人にオススメ!
- ボディメイクの右も左もわからない人
- 正しいアプローチでボディメイクを進めたい人
- どうしてもモチベーションが保てない人
今回は主に、二人三脚型のパーソナルトレーニングについてのメリット&デメリットを解説していきます。
また、気をつけた方がいい点も押さえていきましょう。
パーソナルトレーニングのメリット
パーソナルトレーニングのメリットは沢山あります。
パーソナルトレーニングのメリット
- トレーニング技術や知識の向上が早い
- 食事の正しい知識が身につく
- モチベーション維持に繋がる
- 人目を気にせず打ち込める
- 正しく行えば短期間で成果が出る
順に見ていきましょう。
パーソナルトレーニングのメリット① トレーニング技術や知識の向上が早い
これは、パーソナルトレーニングの最大のメリットと言っても良いかもしれません。
筋トレにおいて、トレーニングフォームは非常に大切です。
トレーニングフォームが大切な理由
- 狙った筋肉に正確に刺激を与えられる
- トレーニングによるケガの予防
筋トレの超重要事項。
習得必須。
マスト。
一度誤ったフォームを覚えてしまうと、修正にも時間がかかるため、長い目で見ても超大事です。
こんなに念押ししているトレーニングフォームですが、知識・技能が未熟な状態で一人で筋トレを始めると、フォーム習得はかなり難しいのも事実。
なので、パーソナルトレーニングでフォームを客観的に指導してもらえることは、初心者としては非常に有益です。
これらは、初心者が自ら習得可能ですが、かなり時間がかかるもの。
正しいパーソナルトレーニングでの指導は時短となる。
正しいフォーム習得は一生モノの資産!
パーソナルトレーニングのメリット② 食事の正しい知識が身につく
ボディメイクにとっては、食事は最重要項目と言ってもいいほどです。
影響度としては、トレーニング以上。
パーソナルトレーニングでは、食事指導も兼ねている場合が多く、トレーニング効果の最大化に繋がる可能性が高いと言えます。
食事はジム以外での行為になるため、しっかりと自分自身で管理することが大切です。
栄養の知識もある程度必要になり、自分一人だとなかなか難しいもの。
サービス内容によっては、オンラインでサポートしてくれるところもあります。
トレーニングフォーム同様、食事はボディメイクの双璧の一つ。
できる限り知識として吸収すべし!
パーソナルトレーニングのメリット③ モチベーション維持に繋がる
直接的な効果ではありませんが、パーソナルトレーニングを行っていると感じることができる複効果。
むしろ、この効果を求めてパーソナルトレーニングに申し込む人も少なくないはず。
トレーニングや食事など、正しい知識を得られることでボディメイクに対する関心が高まってきます。
これが、モチベーションに繋がるのです。
また、投資という側面もモチベーションアップの一因になり得ます。
本質的とは言い難いですが、「お金を払っているから頑張ろう!」
といった、サンクコスト効果でモチベーションを高く保つことも悪くないでしょう。
トレーナーというパートナーが居るだけで、自分だけのボディメイクではなく、共に作り上げるボデメイクに。
これは、パーソナルトレーニングならではの価値!
パーソナルトレーニングのメリット④ 人目を気にせず打ち込める
通常のジムでは…
人目が気になって運動しづらいなぁ。
体型を見られるのが恥ずかしいよ。
こういった思いを抱いている人も少なくありません。
ジムの形態にもよりますが、パーソナルトレーニングでは、プライベートな空間を提供しているジムもあります。
プライベート空間を売りにしているジムであれば、人目を気にせずトレーニングに集中できる。
検討しているジムの概要をしっかり確認しよう!
パーソナルトレーニングのメリット⑤ 短期間で成果が出やすい
正しいトレーナーの元で、正しいトレーニングと食事指導を受けて継続することが前提ですが、成果を早く出すことが可能です。
逆に知識なし、技能なしの丸腰状態で、単身ボディメイクに取り組むのは、敵要塞に素手で乗り込んで圧倒するジェイソン・ステイサムばりの無茶な行為。
無理ではないですが、かなり遠回りを強いられます。
というのも、僕自身がそうでした。
当時のフィットネスは、YouTubeやSNSなどのオンラインメディアでも、そこまで盛り上がりを見せておらず、手探りでボディメイクをしていました。
その過程では、失敗と挫折を繰り返した記憶が強く残っています。
その頃から思い返せば、初めから誰かに教わることはかなりの近道になり得るでしょう。
成果が早く出やすいといっても、正しいアプローチと本人の努力が前提の話です。
ここを忘れないようにしましょう。
パーソナルトレーニングのデメリット
続いて、パーソナルトレーニングのデメリットも見ていきましょう。
パーソナルトレーニングのデメリット
- コストが高い
- トレーナーの質にムラがある
- トレーナーとの相性がある
- 過大広告による弊害
注意すべき点もしっかりと理解して、パーソナルトレーニングに投資するか否かの判断材料を揃えることが大切です。
パーソナルトレーニングのデメリット① コストが高い
通常のジムと比較した場合、サービス内容が異なるので当然と言えば当然ですね。
これについては、サービス品質に対して考えるのが本質的です。
良いトレーナーによる、正しい指導をしっかり受けることができれば、それなりの価格でも安いと考えることができます。
逆に、トレーナーの質がイマイチで正しい指導を受けられない場合は、一見価格がリーズナブルでも相対的にコスパが悪いと判断することができます。
コスパはサービス品質で相対的に決まる!
高いか安いかはトレーナーと指導力次第!
パーソナルトレーニングのデメリット② トレーナーの質にムラがある
パーソナルトレーニングのコスパは、トレーナーの質によって左右されます。
なぜ、このようにトレーナーの質に差が出るのかと言われると、現在ではパーソナルトレーナーに従事するために特定の資格が必要ないことも一つの原因でしょう。
「私、今日からパーソナルトレーナーです」
と言えば、パーソナルトレーナーを名乗れます。
イマイチなトレーナーにあたってしまうと
- 極端な食事指導で健康を害する
- 知識や技能が伴っておらず、指導が曖昧
- 誤ったトレーニングで怪我の原因になる
高いお金を払って、こんなことになってはたまりませんよね。
するとこんな疑問が…
これは大変難しい質問です。
トレーナーの質は複合的な要因で決定されるからです。
ただし、目安の指標となる項目はいくつかあります。
信頼できるトレーナーの指標
- 資格保有
- トレーナー自身の体型
- コンテストやクライアントへの指導実績
- メディアでの発信や人柄
このあたりは参考になるかと思います。
①〜③はそれなりに確認が容易です。
しかし、個人的に大切だと感じるのは④。
その人の人柄や発言から推測する思考は、なかなか短時間では伝わりづらい部分ではありますが、パーソナルトレーニングにおいては非常に重要な部分だと感じます。
トレーナー自身がクライアントに対し、誠実にアドバイスする姿勢があるかないか。
こういった、指導内容にも大きく反映される要素です。
トレーナー自身がブログやSNSなどで発信活動を行なっている場合は、事前に時間をかけて確認しておくと良いでしょう。
パーソナルトレーニングのデメリット③ トレーナーとの相性がある
パーソナルトレーナーはトレーニングや食事の指導を行いますが、詰まるところ「接客業」なのです。
トレーナーの質とは別に、自分自身に「合う・合わない」といった相性は間違いなく存在します。
こればかりは、事前調査ではわからないことです。
パーソナルトレーニングの体験やカウンセリングなどに申し込み、実際に人当たりを確認するしかありません。
パーソナルトレーニングのデメリット④ 過大広告による弊害
これは、パーソナルトレーニングだけの問題ではなく、フィットネス業界全体でよくある話です。
サプリメントや筋トレグッズの販売においても、注意すべきでしょう。
注意すべき過大広告
- 1ヶ月で15Kg減量成功!!
- このサプリを飲むだけで激変!!
- これを着用すれば100%痩せられる!!
例えば、よくある「たった〇〇ヶ月で〇〇Kg痩せる」
といった類の広告について考えてみましょう。
体重減少は元の体重が何Kgかによっても、難易度は大きく異なります。
減った体重の絶対値よりも、比率の方に注目した方がよいでしょう。
体重減少の例
- 体重100Kgの人が落とす10Kg
- 体重70Kgの人が落とす10Kg
この両者では、圧倒的に後者の方が大変です。
10Kgという数字が大切なのではなく、元体重の何%減量したかということに着目しましょう。
また、その期間も重要です。
人は短期間での成果を望みます。
まあ、当然です。
しかし、ボディメイクではないがしろにしてはいけない「健康」という大切なものがあります。
1ヶ月程度の短期間で落とす急激な体重減少は、身体に大きな負担をかけることになります。
これらを踏まえると、3ヶ月〜6ヶ月で体重の10%程度が一般的に妥当な範囲かと思います。
ある程度ボディメイクを自分で行なっている人はわかりますが、初心者では体重の減少幅や期間は把握できていないでしょう。
人は、自分がわからないことに対し、具体的な数字で説得されると信用してしまいやすいのです。
こういった過大広告は、マーケティングの側面が非常に強いです。
強烈で魅力的なワードで引き付けてくる広告には、冷静に考えて判断しましょう。
【本質】パーソナルトレーニング効果の最大化
では、最後にパーソナルトレーニングでの効果を最大化する本質をお話します。
まず、これまでのメリット&デメリットをまとめてみましょう。
- トレーニング技術技術の向上
- 食事の正しい知識が身につく
- モチベーション維持に繋がる
- 人目を気にせず打ち込める
- 正しく行えば短期間で成果が出る
- コストが高い
- トレーナーの質にムラがある
- トレーナーとの相性がある
- 過大広告による弊害
パーソナルトレーニングでは、トレーナーからのトレーニングや食事の直接指導が最大の売りであることは間違いありません。
しかし、その価値はその瞬間、その期間だけで終わるものではないのです。
パーソナルトレーニングの価値を最大限に引き出すポイントは、契約期間が終わった後にも学んだノウハウやスキルを自分で活かすことにあります。
筋トレはあらゆるスポーツや運動の中でも、上手く行えば生涯付き合っていけるものです。
食事に関してはトレーニングよりも、さらに密接に生活と関係してきます。
つまり、ボディメイクで大切となる筋トレと食事のノウハウやスキルは、一生役に立つもの。
数ヶ月のパーソナルトレーニングで得た知識や経験を、契約中だけでなく、その後の人生において自分自身で実践しアップデートできたら、まさにパーソナルトレーニングでの価値を最大化していると言えるでしょう。
この本質を理解し実践できるならば、たとえ数十万円のパーソナルトレーニングであっても、激安でコスパ最強の投資と化します。
パーソナルトレーニングの価値を最大化できるのは、クライアントである、あなた次第ということ。
これが、パーソナルトレーニング効果を最大化する方法です。
筋トレやダイエットを自分でいくら実践してもうまく行かず、途方にくれている人も多くいることでしょう。
一度、パーソナルトレーニングという選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。
あなたにとって、最短で最善の選択になり得るかもしれません。
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